中学英語のhave to(肯定文)の作り方

なんとかしたいやり直しの英語学習
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have toを使った肯定文の勉強

中学校の2年生の英語の授業は、have toの肯定文の文法を勉強をします。

have toの肯定文とは、外的な要因によってしなければいけない時に使う表現です。

have toを使った肯定文を作る時は「主語+have to又はhas to+動詞の原形」という順番に単語を配置して英文を作ってください。

have toの肯定文は難しい内容ではないので、単語の配置のルールはすぐに理解できると思います。

このページの目次

1.have to(肯定文)の要点と説明

学習する学年:中学2年生
難易度:普通

have to(肯定文)の要点

have toは、「~しなければいけません(本当はやりたくないんだけど)」という意味で使います。

同じような意味で助動詞のmustを中学校の時に勉強したと思いますが、少し意味合いが違うので注意してください。

文の中で使われているmusuとhave to(has to)は入れ換えることは可能ですが多少ですが意味合いが異なってくるということです。

mustは主観的に考えてしなければいけないという意味を表していることに対して、have toは外的な要因によってしなければならないという意味合いになります。

どういうことかというと、自分で考えた結果ではなく誰かにそうしなさいと言われたなどの外的要因の義務としての意味を持っています。

また、toがあるのでこれからする予定を持っているということにもなります。

ここで、have toを使う場面の例を少し挙げてみます。

  1. そうした方がいいんじゃないのと誰かに勧められたり言われたり、周りがそういう雰囲気の時
  2. 医者に毎日野菜を食べなさいと言われたのでそうしなければならない時
  3. 何かの規則によってそうしなければならない時

このような時にhave toを使ってください。

have toの肯定文の語順

have toを使った肯定文を作る時は、英単語を、主語have to又はhas to動詞の原形の順に並べてください。

このように、have toの語順は主語の人称が3人称単数かそれ以外によって、hasかhaveを使い分けなければなりません。

主語が3人称単数の場合
主語+has to+動詞の原形
主語がそれ以外の場合
主語+have to+動詞の原形

この単語の語順が、have to(肯定文)の基本的なルールとなります。

つまり、have toの肯定文を作る時の英単語の語順は、次の英文の順番となるように配置すればOKです。

have toを使った時の肯定文の作り方の説明
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2.have toの肯定文の例文を作ってみましょう

それでは、have toを使っていくつかの肯定文を作ってみます。

日本語と英語の意味の説明
have toを使った例文
私は手紙を書かなければなりません。
I have to write a letter.
私たちは英語の勉強をしなければなりません。
We have to study English.
彼は病院に行かなければなりません。
He has to go to the hospital.
彼らは早く起きなければなりません。
They have to get up early.

上の例文を見ると、主語の後ろにhave toと動詞の原形が配置されているとhave toの肯定文であることがわかります。

3.have toとneed toは同じ意味ですか?

have toは「~しなくてはならない」、need toは「~する必要がある」という意味なのでどちらも同じような意味として使えますが、少しニュアンスが違うので気をつけてください。

have toは外的要因でしなくてはいけないという意味ですが、need toは客観的な理由によりする必要があるという意味を持っています。

例えば、次の2つの英文を見てください。

まずは、have toを使った例文です。

  • I have to open the window.
  • 外的要因で窓を開けなくてはなりません。

次は、need toを使った例文です。

  • I need to open the window.
  • 客観的な理由で窓を開けなくてはなりません。

このように、2つの英文は窓を開ける動作を表していますが、外的要因なのか客観的なのかの違いを表現することができます。

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4.have to(肯定文)の理解度を試す問題

have to(肯定文)の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて自分の学力を確かめてください。

全問正解できなかった方は、間違えた問題が理解できるまで復習してください。

問題

次の日本文と同じような意味となるように、主語に注意してhave to又はhas toを使って英文にしましょう。

  1. 私は北海道に行かなければなりません。
  2. 彼は新聞を読まなければなりません。
  3. 彼女は朝食を作らなければなりません。
  4. 私たちは宿題をしなければなりません。
  5. あなたは遅く起きなければなりません。
  6. 彼らは早く走らなければなりません。

↓答えは下です。

問題の答え

  1. I have to go to Hokkaido.
  2. He has to read a newspaper.
  3. She has to make breakfast.
  4. We have to do our homework.
  5. You have to get up late.
  6. They have to run fast.

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?

have toの肯定文では、主語+have to又はhas to+動詞の原形の順番で単語を配置することを覚えておいてください。


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