中学英語の助動詞can、may、shall(疑問文)の作り方

なんとかしたいやり直しの英語学習
なんとかしたいやり直しの英語学習
中学英語の基礎から始めよう~英語が苦手な初心者向け~

助動詞can、may、shallを使った疑問文の勉強

中学校の2年生の英語の授業は、助動詞can、may、shallの疑問文の文法を勉強をします。

助動詞can、may、shallの疑問文とは、許可、提案、などに使う表現のことです。

助動詞can、may、shallを使った疑問文を作る時は「助動詞+主語」という順番に単語を配置して英文を作ってください。

助動詞can、may、shallの疑問文は難しい内容ではありません。一読すれば単語の配置のルールがわかると思います。

このページの目次

1.助動詞can、may、shall(疑問文)の要点と説明

学習する学年:中学2年生
難易度:簡単

助動詞can、may、shall

中学校の1年生の時に助動詞のcanを学んだと思いますが覚えていますか。

助動詞は文の先頭に配置して、助動詞主語の語順で疑問文を作ることができましたよね。

助動詞のcanの意味は、~できますか?という意味ですが、ここで勉強するcanの意味は違います。

それでは、can、may、shallを使って疑問文を作っていきましょう。

canとmayの使い方

相手に「自分が~してもよいですか?」とたずねる時は、canとmayを使います。

  • Can I ~?
  • May I ~?

どちらも「~してもよいですか?」という許可をもらう意味になります。

canとmayは同じ意味で使われますが、なぜ使いわけているのでしょうか。

それは、canとmayは微妙にニュアンスが違うからです。

canは気楽な感じで接するときなどに使い、mayはかしこまった感じで相手を服従させるときなどに使います。

  • Can I open the box?
  • (私は)箱を開けていいですか?(気楽な感じで)

canは「~する能力がある」という意味を持った助動詞ですが、許可を表す意味も持っています。

  • May I go home?
  • (私は)家に帰っていいですか?(かしこまった感じで)

mayは許可を表す助動詞です。上下関係の立場がある時に使います。

その他にcouldを使うとcanより丁寧な表現になるので覚えておいてください。

  • Could I open the box?
  • (私は)箱を開けてよろしいですか?(丁寧な表現)

また、相手に物事を頼む時は、canを使います。

  • Can you ~?

意味は「~してくれますか?」になります。

  • Can you open the window?
  • (あなたは)窓を開けてくれますか?

丁寧に言いたい時はcouldを使ってください。

  • Could you open the window?
  • (あなたは)窓を開けていただけますか?

このように、気楽に言いたい時はcan、かしこまって言いたい時はmay、丁寧に言いたい時はcouldを使い分けて使ってください。

shallの使い方

自分から相手に提案する時はshallを使います。

  • shall I ~?

意味は「~しましょうか?」になります。

  • Shall I open the door?
  • (私が)ドアを開けましょうか?

その他にIをweに変えて、

  • Shall we ~?

にして使うと「いっしょに~しよう」と相手を誘う意味になります。

  • Shall we dance?
  • (私たちは)一緒に踊りましょうか?

shall Iは「~しましょうか?」、Shall weは「いっしょに~しよう」という時に使ってください。

can、may、shallの疑問文の答え方

疑問文の答え方はいろいろありますので少し紹介します。

can、may、shallの疑問文の答え方
英語の答え方意味
Sure.いいですよ。
Sorry.ごめんなさい。
Yes, please.はい、お願いします。
No, thank you.いいえ、結構です。
Yes, let's.はい、しましょう。
No, let's not.いいえ、やめておきましょう。

一例を書きましたが、その他にも答え方はいろいろあると思います。各自探してみてください。

スポンサーリンク

2.助動詞can、may、shallの疑問文の理解度を試す問題

助動詞can、may、shallの疑問文の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて自分の学力を確かめてください。

全問正解できなかった方は、間違えた問題が理解できるまで復習してください。

問題

次の日本文を助動詞(can、may、shall、could)を使って英文にしましょう。

  1. あなたのペンを使ってもいいですか?(気楽な感じで)
  2. この本を読んでもいいですか?(かしこまった感じで)
  3. この本を読んでもよろしいでしょうか?(丁寧な感じで)
  4. わたしを手伝ってくれませんか?
  5. あなたを手伝いましょうか?
  6. 一緒に昼食を食べましょうか?

↓答えは下です。

問題の答え

  1. Can I use your pen?
  2. May I read this book?
  3. Could I read this book?
  4. Can you help me?
  5. Shall I help you?
  6. Shall we eat lunch?

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?

助動詞のcan、may、shall、couldを使って英文を作る時は、canは気楽な感じで言う時、mayはかしこまった感じで言う時、shallは提案や誘う時、couldは丁寧に言う時に使うことを覚えておいてください。


スポンサーリンク
スポンサーリンク