英語の形容詞と副詞の修飾の仕組みと使い方

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英語の修飾の仕組み

英語の勉強を始めた時に最低限必要となる知識は、修飾の仕方のルールです。

英語の修飾の仕方のルールとは、形容詞や副詞の修飾の仕組みを覚えてもらうと英文を詳しく作れるようになる知識のことです。

英語の修飾の知識を身につけてもらえば効率よく勉強が進んでいき英文法はできるようになります。

このページの目次

1.形容詞や副詞の修飾について

修飾語を勉強する前に要素という言葉の意味を覚えてください。

英語の勉強をしていると、要素(主語、述語、目的語、補語、修飾語)という言葉が頻繁に出てくるようになります。

要素という言葉は何を意味しているのかわかりますか。

それらの要素の言葉は品詞とひもづけると次のような関係があります。

  • 主語:名詞
  • 述語:動詞
  • 目的語:名詞
  • 補語:名詞、形容詞
  • 修飾語:形容詞、副詞

主語は動作や状態の主体となるもの、述語は主語の動作や状態を表すものですよね。

目的語は主語とイコールでないもの、補語は主語とイコールであるものですよね。

では、修飾語とは、形容詞、副詞のことだとわかりましたが、どういう役割をするものなのでしょうか。

修飾語は、名詞や動詞などをくわしく説明する働きがあるものです。

修飾語の使い方は、修飾する語を修飾語、修飾される語を被修飾語といい、修飾語と被修飾語の2つの語を使って語句を作ります。

例えば、くつがあるとします。

くつが被修飾語になります。

このくつに、どんな色なのか、どんな状態なのかなどを付け加えると、

  • 白くてきれいなくつ
  • 赤くて汚れているくつ

などのように、白くてきれいな、赤くて汚れているという修飾語を使えばどんなくつなのかを詳しく説明することができます。

修飾する時は、修飾のターゲットを前から修飾するのか、後ろから修飾するのかにわかれます。

また、修飾には次の決まり事があります。

形容詞は名詞を修飾して、副詞は名詞以外を修飾します。

形容詞・副詞が前から修飾する場合

形容詞・副詞が前から修飾

修飾語を使う時は、修飾語(形容詞、副詞)と被修飾語(名詞、名詞以外)を使いますので、前から修飾する場合は、修飾語+被修飾語で文を作ります。

形容詞+名詞(ターゲット)の時

  • red car
  • white dress

副詞+名詞以外(ターゲット)の時

  • very busy
  • very much

形容詞・副詞が後ろから修飾する場合

形容詞・副詞が後ろから修飾

修飾語を使う時は、修飾語(形容詞、副詞)と被修飾語(名詞、名詞以外)を使いますので、後ろから修飾する場合は、被修飾語+修飾語で文を作ります。

名詞(ターゲット)+形容詞の時

  • 15 years old
  • 10 meters wide

名詞以外(ターゲット)+副詞の時

  • I can swim fast.
  • I go running.

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