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現在進行形

現在進行形の説明

現在進行形は、その名の通り現在進行中の物事の動作や継続中の動作を表す時に使う表現方法です。
※今の時間に躍動感あふれる動作の描写をイメージするとわかりやすいと思います。

現在進行形が担当する時間的なイメージは次のようになります。

現在進行形の意味は、
～しています。
～しているところです。
などと訳せば大丈夫です。

現在進行形の使い方は、現在進行している動作を表したい時に、be動詞（am、is、are）＋動詞のing形として使います。
※進行中を表すには、現在進行形の他に過去進行形という表現方法があります。過去進行形は過去進行していた動作を表したい時に、be動詞（was、were）＋動詞のing形として使います。

現在進行形は、現在進行中の動作の他に、一時的に行っていること、変化の途中（～しかけている）、繰り返しの動作を表すこともあります。

多くの方はbe動詞と一般動詞を使った現在形の表現方法を勉強して理解できた後に、現在進行形を勉強すると思いますが、現在進行形を深く勉強していくと現在形と現在進行形の違いがいまいちわからなくなってきます。

そのような状況に陥っていく方は、まずは、現在形と現在進行形がカバーしている時間的な範囲をイメージするようにしてください。

現在形は、今現在のことを表してるのではなく、実は現在の付近のことを表している表現方法なので現在を中心として時間的には広い範囲をカバーしています。

一方、現在進行形は今を中心として時間的にとても狭い範囲しかカバーできないので、現在形のように時間的に広い範囲はカバーできない表現方法です。

この両者の時間的な違いが理解できれば、現在形と現在進行形で混乱してくることはなくなると思います。

では、現在形と現在進行形を理解する為に、次の例文の違いを考えてみてください。

現在形：I live in Shizuoka prefecture.
現在進行形：I am living in Shizuoka prefecture.

上記の２つの英文は、「私は静岡県に住んでいます。」という意味で使われますが、ニュアンスが微妙に異なってきます。

現在形の場合は時間的な範囲が広いので、静岡県に日常的に住んでいますという意味合いになりますが、現在進行形は時間的な範囲が狭いので、静岡県に今だけは住んでいますという意味合いになります。

以上の知識を頭に入れて、次の現在形と現在進行形の２つの文はどういう意味合いになるか考えてください。

現在形：I drive a car.
現在進行形：I am driving a car.

現在形の場合は時間的な範囲が広いので、日常的に車の運転をしていますという意味合いになりますよね。
現在進行形は時間的な範囲が狭いので、車の運転中、又は今だけは車の運転をしていますという意味合いにもなります。

このように、現在進行形では、短期的・一時的・進行中なことを表しています。

現在形と現在進行形の微妙なニュアンスの違いが理解できれば英語での表現の幅が広がるので、疑問に思ったことは解決して新しい知識をどんどん吸収していきましょう。

現在進行形の肯定文、否定文、疑問文

現在進行形は、肯定文の他には、否定文、疑問文も作ることができます。

現在進行形の肯定文の作り方は、be動詞（am、is、are）＋動詞のing形でしたよね。

肯定文
彼らはテニスをしています。
They are playing tennis.

否定文を作る時は、be動詞（am、is、are）の後ろにnotを配置した、be動詞＋not＋動詞のing形となるように文を組み立ててください。

否定文
彼らはテニスをしていません。
They are not playing tennis.
They aren't playing tennis.

疑問文を作る時は、be動詞（Am、Is、Are）を文の先頭に持ってきて、be動詞＋主語＋動詞のing形となるように文を組み立ててください。

疑問文
彼らはテニスをしていますか？
Are they playing tennis?

現在進行形の作り方は、be動詞の現在形の時の肯定文、否定文、疑問文の作り方と同じなので難しくはないと思います。

現在進行形の例文

例：

例１と例２は今現在進行中の動作のこと
例３は一時的な動作のこと
例４はバスが走っている状態から止まる状態に変わりかけていた変化の途中であること
例５はしつこいくらいに行われる繰り返しの動作
を表しています。

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