形容詞のルール(中学1年生の英語)

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形容詞という品詞の意味の勉強

中学校の1年生の英語は、形容詞という品詞の授業を行います。

形容詞を名詞の前に配置すれば名詞を詳しく説明できる英文が作れます。

形容詞は難しい内容ではありません。一読すれば形容詞のルールがわかると思います。

このページの目次

1.形容詞の要点と説明

学習する学年:中学1年生
難易度:簡単

形容詞の要点

英文は主語と動詞の単語の意味を覚えれば、自分で英文を作ったり訳したりできますが、主語と動詞だけの英文では伝えたい表現が限られてしまいます。

では、表現力をもっと広げるにはどうしたらいいのかというと、形容詞を使って名詞の意味にさらに詳しい情報を付け加えればいいのです。

形容詞は名詞や副詞などのような品詞の1つで、名詞がどのようなものなのかという、物や人などの容姿を詳しく説明したい時に使います。

ところで、名詞はどういうものだったか覚えていますか?

名詞とは、お父さん、おばさん、犬、鳥、本、家などのような人や動物、物、場所のことを表していましたよね。

下の絵を見てください。例えば、ここに本があるとします。

形容詞の説明

みなさんは、本と言っただけではどのような本なのかよくわからないですよね。

赤い本、小さい本、厚い本などのようにいろいろあります。どんな本かわかるようにするには、本を詳しく説明する必要がでてきます。

ここで、形容詞の出番となります。形容詞を使うと名詞とつながりこの本はどういう容姿なのかを説明できますので、相手が伝えようとしているのはこういう本なのかと少しはわかってきます。

形容詞の使い方は、次のように、形容詞名詞の語順で配置して、名詞を詳しく説明したい時に使ってください。

形容詞と名詞の使い方
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2.形容詞の使い方を詳しく見ていきましょう

形容詞の意味と使い方は少しは理解できたでしょうか?

形容詞を使う時は、必ず名詞の前に形容詞を配置してください。名詞+形容詞の語順ではありませんので気をつけましょう。

形容詞の使い方
日本語と英語の意味の説明
形容詞形容詞+名詞
大きい
big
大きい
big book
赤い
red
赤い
red book
古い
old
古い
old book
小さい
small
小さくて厚い
small thick book
厚い
thick

このように、形容詞を使うとどんな本なのか詳しく説明することができます。また、形容詞は小さくて厚い本のように、形容詞+形容詞と続けて使うこともできます。

3.例文を見ていきましょう

それでは、形容詞を使って英文を作ってみます。

この例文を見ると、名詞の前に形容詞を配置して名詞を詳しく説明していることがわかります。

日本語と英語の意味の説明
形容詞を使った例文
私は緑色のかばんを持っています。
I have a green bag.
彼女は背が低い少女です。
She is a short girl.
私は太っている男です。
I am a fat man.
これは小さい白いドレスです。
This is a small white dress.
あの少女はかわいいです。
That girl is pretty.

名詞が単数の場合は、形容詞の前に、a、anを付け忘れないようにしてください。

なお、形容詞は、That girl is pretty.のように、名詞の前に形容詞を置かなくても単体で使うこともできます。形容詞は数えられない品詞なので単体で使う場合は、a、anは形容詞の前に置かずにそのままの形で配置します。

形容詞についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらを勉強してください。

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4.形容詞の理解度を試す問題

形容詞の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて確認してみましょう。1問でも間違えた方は、理解していない箇所を勉強し直してください。

問題

次の英文のカッコの中に適切な形容詞を入れて、日本文と同じ意味になるようにしましょう。

  1. 黒い鳥
    () bird
  2. 短いエンピツ
    () pencil
  3. やせている女性
    () woman
  4. 背が高い男性
    () man
  5. 黄色い家
    () house
  6. 古い車
    () car

↓答えは下です。

問題の答え

  1. black
  2. short
  3. thin
  4. tall
  5. yellow
  6. old

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?

形容詞を理解するポイントは、名詞の前に形容詞を配置して使うということです。形容詞を使えば名詞を詳しく説明することができるようになるので名詞に詳しい情報を付け加えれば話の内容が広がります。


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