be動詞過去形を使った否定文の勉強

中学校の2年生の英語の授業は、be動詞過去形の否定文の文法を勉強をします。

be動詞過去形の否定文とは、過去に行っていた静的な出来事を否定する時に使う表現です。

be動詞過去形を使った否定文を作る時は「主語＋be動詞の過去形＋not」という順番に単語を配置して英文を作ってください。

be動詞過去形の否定文は簡単な内容なので、単語の配置のルールはすぐに理解できると思います。

このページの目次

１.be動詞過去形（否定文）の要点と説明

学習する学年：中学2年生
難易度：簡単

be動詞過去形の否定文は、「～しませんでした」という過去の出来事を否定する意味で使います。

be動詞現在形の否定文を作る時は、am not、is not、are notを使いましたね。

be動詞過去形の否定文を作る時は、am、is、areを次のようにwasとwereに置き換えてください。

be動詞過去形の否定文を作る時は、be動詞を過去形のwasとwereに変えてもらえば、be動詞現在形の否定文を作る時と語順は同じです。

be動詞過去形を使った否定文を作る時は、英単語を、主語＋be動詞の過去形＋notの順に並べてください。

この単語の語順が、be動詞過去形（否定文）の基本的なルールとなります。

つまり、be動詞過去形の否定文を作る時の英単語の語順は、次の英文の順番となるように配置すればOKです。

なお、be動詞現在形の否定文には短縮形がありましたが、過去形の否定文にも短縮形はあります。

was notはwasn't、were notはweren'tとして使ってください。

それでは、be動詞現在形とbe動詞過去形を使っていくつかの否定文を作ってみます。

日本語と英語の意味の説明
	be動詞現在形と過去形を比較した例文
現在形	私は家にいません。 I am not at home.
過去形	私はきのう、家にいませんでした。 I was not at home yesterday.
現在形	彼は映画館にいません。 He is not in the movie theater.
過去形	彼は2時間前、映画館にいませんでした。 He was not in the movie theater two hours ago.
現在形	彼女は驚いていません。 She is not surprised.
過去形	彼女は先週、驚きませんでした。 She was not surprised last week.
現在形	彼らはそこにいません。 They are not there.
過去形	彼らは10分前、そこにいませんでした。 They were not there ten minutes ago.

be動詞現在形とbe動詞過去形の文を比較すると明らかに違いますよね。

am notはwas not、is notはwas not、are notはwere notに変化しています。

上の例文を見ると、主語の後ろにbe動詞の過去形（was not、were not）が配置されているとbe動詞過去形の否定文であることがわかります。

be動詞過去形（否定文）の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて自分の学力を確かめてください。

全問正解できなかった方は、間違えた問題が理解できるまで復習してください。

次の日本文をbe動詞過去形の否定（wasn't、weren't）を使って過去を表す英文にしましょう。

↓答えは下です。

問題の答え

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか？

be動詞の過去形の否定文では、主語＋be動詞過去形の否定（wasn't又はweren't）の順番で単語を配置します。am not、isn't、aren'tではないので間違えないでください。