現在完了形を使った否定文の勉強
中学校の3年生の英語の授業は、現在完了形の否定文の文法を勉強します。
現在完了形の否定文とは、継続、経験、完了を否定する意味合いを表す時に使う表現です。
現在完了形を使った否定文を作る時は「主語+have not(has not)+動詞の過去分詞」という順番に単語を配置して英文を作ってください。
現在完了形の否定文は難しい内容です。理解できるまで何回でも問題を解いてください。
このページの目次
1.現在完了形(否定文)の要点と説明
学習する学年:中学3年生
難易度:難しい
現在完了形の否定文とは、過去から現在まで時間的につながっていて否定する表現のことです。
現在完了形の否定文は、主に、次の、継続、経験、完了の3つの意味合いで使われます。
- 継続:ずっと~していません。
- 経験:~したことがありません。
- 完了:~してしまっていません。
中学生で勉強する現在完了形の否定文の語順は、次のように、主語+have not(has not)+動詞の過去分詞です。
- 主語が3人称単数の場合の語順
- 主語+has not+過去分詞
- 主語がそれ以外の場合の語順
- 主語+have not+過去分詞
このように、現在完了形の否定文の語順は、主語によってhaveかhasか変わり、notをhaveかhasの後ろに入れて作ってください。
なお、次の単語は現在完了形の否定文と一緒によく使われますので語順と共にしっかり覚えましょう。
- never:一度も~ない
- yet:まだ
それでは、現在完了形の否定文の作り方のルールがわかったところで例文を見ていきましょう。
現在完了形を使った否定文の例文 |
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私は5ヶ月間ずっと東京を訪れていません。 I haven't visited Tokyo for five months. |
彼は私のおばに会っていません。 (彼は私のおばに会ったことがありません。) He hasn't met my aunt. |
彼は私のおばに一度も会ったことがありません。 He has never met my aunt. |
その電車はまだ到着していません。 The train hasn't arrived yet. |
このように、haveやhasの後ろにnotを配置して動詞を過去分詞の形にしてもらうと現在完了形の否定文の表現を作ることができます。
2.現在完了形の否定文の理解度を試す問題
中学3年生に勉強した現在完了形の否定文の英語の文法の知識が身についているのか次の問題を解いて勉強してください。
間違えてしまった問題は、どこが違っていたのか理解ができるまで何回でもやり直して知識を深めてください。
問題
次の日本文を現在完了形を使って否定文にしましょう。
- 私は長い間数学を勉強していません。
- 彼らは横浜に行ったことがありません。
- 彼女は東京に一度も行ったことがありません。
- 彼はまだこの本を読んでいません。
- 私たちはまだ夕食を終えていません。
- 私はまだ自分の部屋の掃除をし終わっていません。
- 私は5カ月間、野球をしていません。
↓答えは下です。
問題の答え
- I haven't studied math for a long time.
- They haven't been to Yokohama.
- She has never been to Tokyo.
- He hasn't read this book yet.
- We haven't finished dinner yet.
- I haven't cleaned my room yet.
- I haven't played baseball for five months.
どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?
現在完了形の否定文を使う時は基本的に、
- 主語が3人称単数の場合:主語+hasn't+過去分詞
- それ以外の場合:主語+haven't+過去分詞
の語順で単語を配置して英文にすることを覚えておいてください。
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