受け身を使った否定文の勉強
中学校の3年生の英語の授業は、受け身の否定文の文法を勉強します。
受け身の否定文とは、~されていませんという意味合いを表す時に使う表現です。
受け身を使った否定文を作る時は「主語+be動詞 not+動詞の過去分詞」という順番に単語を配置して英文を作ってください。
受け身の否定文は難しい内容です。理解できるまで何回でも問題を解いてください。
このページの目次
1.受け身(否定文)の要点と説明
学習する学年:中学3年生
難易度:難しい
受け身の否定文は、「~されていません」という意味で使われます。
例えば、次の過去形の英文があるとします。
- He did not clean his room.
- 彼は部屋を掃除しませんでした。
この英文を受け身の形にするとこうなります。
- His room was not cleaned by him.
- 部屋は彼によって掃除されませんでした。
このように受け身の形で英文を作ると目的語である部屋が主語になっています。
このような「~されていません」という意味の英文を受け身(受動態)の否定文といいます。
中学生で勉強する受け身の否定文の英文は、現在形の受け身、過去形の受け身、未来の受け身があります。
- 現在形の受け身の否定文の語順
- 主語+be動詞の現在形 not+過去分詞
- 過去形の受け身の否定文の語順
- 主語+be動詞の過去形 not+過去分詞
- 未来の受け身の否定文の語順
- 主語+will not be+過去分詞
このように、現在形・過去形の受け身の否定文の語順はbe動詞の後ろにnotを入れて作ってください。未来の受け身の否定文の語順はwillの後ろにnotを入れて作ってください。
それでは、受け身の否定文の作り方のルールがわかったところで例文を見ていきましょう。
受け身を使った否定文の例文 |
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ドアは開けられませんでした。 The door was not opened. |
日本語はオーストラリアで話されていません。 Japanese is not spoken in Australia. |
この建物は5年前に建てられませんでした。 This building was not built five years ago. |
マイクはミカによって愛されていません。 Mike is not loved by Mika. |
窓はミカによって開けられないでしょう。 The window will not be opened by Mika. |
このように、動詞を過去分詞の形にしてnotを配置してしてもらうと受け身の否定文の表現を作ることができます。
2.受け身の否定文の理解度を試す問題
中学3年生に勉強した受け身の否定文の英語の文法の知識が身についているのか次の問題を解いて勉強してください。
間違えてしまった問題は、どこが違っていたのか理解ができるまで何回でもやり直して知識を深めてください。
問題
次の日本文を現在・過去・未来の受け身を使って否定文にしましょう。
- 窓は壊されませんでした。
- リンゴはお店で売られていません。
- ピアノは彼女によってひかれません。
- このクルマは彼によって買われないでしょう。
- このパソコンは昨日の夜は使われませんでした。
- 私はマイクによって助けられませんでした。
- 彼らはパーティーに招待されませんでした。
↓答えは下です。
問題の答え
- The window wasn't broken.
- The Apples aren't sold at the store.
- The piano isn't played by her.
- This car will not be bought by him.
- This PC wasn't used last night.
- I wasn't helped by Mike.
- They weren't invited to the party.
どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?
現在・過去・未来の受け身の否定文を使う時は基本的に、
- 現在の受け身:主語+isn't又はaren't又はam not+過去分詞
- 過去の受け身:主語+wasn't又はweren't+過去分詞
- 未来の受け身:主語+will not be+過去分詞
の語順で単語を配置して英文にすることを覚えておいてください。
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