自分の英語力のレベルに合わせた参考書の選び方とおすすめの勉強本の紹介

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中学英語の基礎から始めよう~英語が苦手な初心者向け~

自分の英語力に合った参考書の選び方とおすすめの勉強本の紹介

英語の勉強をしても勉強した内容が全然頭に入らず学力が上がらないという方はいませんか。

それは、基礎がわかっていないのに応用問題ばかりで構成されている参考書を使っていることが原因かもしれませんよ。

そのような方は、勉強に使っている参考書のレベルが自分に適しているのか確認してください。

英語の参考書には、難しい言葉で書かれている参考書、易しい言葉で書かれている参考書がありますので、高校英語を勉強している方は難しい言葉で書かれている参考書、中学英語の勉強をしている方は易しい言葉で書かれている参考書というように、自分のレベルに合った参考書を選んで勉強するようにしてください。

このページの目次

1.英語の勉強が長期間持続できる参考書の選び方のコツ

英文法の理解度が初心者レベルのおすすめの英語勉強本

生まれて初めて英語を真剣に勉強する方や、英語を真剣に勉強したことがあるけど途中で挫折してしまったという社会人の方、学生さん、主婦の方などは、どのように英語の勉強を再開したらいいのか考えて見ましょう。

英語の勉強をする時に重要になることといえば次の3点ではないでしょうか。

  1. 今現在の自分の英語の理解力のレベルはどのくらいか知っていること
  2. 英語学習に使う参考書の内容は自分に適したレベルのものを使うこと
  3. 英語の勉強の持続性を長期間保つようにすること

したがって、まずは、自分がどのくらいの英語のレベル力を持っているのか理解することから始めてみましょう。

自分の英語のレベルを確認する

英語のレベルを大きく分けると、次のように、全くの初学者レベル、中学生レベル、高校生レベル以上の3つに分けられると思います。

  • 全くの初学者レベル:学生以来英語とは全くの無縁である社会人の方、学校の英語の成績が悪い方、これから英語の勉強を始める小学生や中学生の方などが当てはまります。
  • 中学生レベル:学生の時は英語はそこそこ理解できていた社会人の方、英語の成績はそれほど悪くない方などが当てはまります。
  • 高校生レベル以上:中学校で勉強する英語の土台となる基礎知識が理解できていてる方や高校で勉強する英語の授業についていける方が当てはまります。

上記の3つの英語のレベルから自分はどのレベルに当てはまるのか確認してください。

自分に適した参考書の選び方

自分の英語のレベルがどれに当てはまるかわかったら、次は、自分に適した参考書の選び方を考えてみましょう。

  • 全くの初学者レベルや中学生レベルの方:中学生向けの参考書を選んで英語の基礎力を固めてください。
  • 高校レベル以上の方:英語の基礎が完成されているので、高校生向けかそれ以上のレベルの参考書で勉強してください。

全くの初学者レベルや中学生レベルの英語力の方がよく間違えてしまうことは、中学校で勉強する英語は必要ないから高校で学習する内容の英語から始めようとすることです。それをしてしまうとどうなるのかというと、高校生向けの参考書を開いても書かれている意味が全く理解できなくて英語の勉強をしなくなるのが落ちです。

普通に考えてもらうとわかりますが、高校で勉強する英語は中学校で勉強する基礎英語が理解できていないと難しくて進まないので、段階的に英語のレベルを上げて勉強していくようにしてください。

英語の参考書には、易しい内容のものから難しい内容のものまでいろいろなレベルの本がありますが、自分が理解できる言葉で書いてあり読んでいて退屈にならない本、いわゆる自分にとってわかりやすい参考書を選んでください。

他人がわかりやすいと勧めても自分にはわかりにくい本である場合があるので、内容を確認してから購入するようにしてください。

英語の勉強を持続させる

最後は、英語が上達する為には、英語の勉強を持続できるかどうかにかかっています。

英語の勉強のやる気が続くか続かないかともいいますが、本人が英語の勉強を続ける意志があるのかないのかの方がウエイトは大きいです。

英語の勉強が続けやすい参考書はどういう内容のものが適しているかというと、

  • 参考書の内容が読んでいて面白い
  • わかりやすく書かれているので納得できて頭に入る
  • 英語力が日々身について上達していることが実感できる

などが毎日身にしみて体験できれば、英語の勉強のやる気は長く続きます。

持続性は本人の意志と参考書の内容とが交差するところがあるので、やる気が落ちないように自分の英語レベルに見合った参考書を選ぶことが大切です。

しかし、英語の勉強を長期間しているけど全然上達しなくなったということも現れてくるので、

  • 参考書のレベルが合っているか?
  • 中学英語の基礎は理解できたか?

ということを参考書を一通り勉強したら確認することが大切です。

長い間英語の勉強を続けることは大事ですが、内容を理解せずにただやみくもに続けても意味がありませんので、いつまでに何を勉強して理解するというような目標を作って英語の勉強を継続させる方法がいいでしょう。

英語はすぐに結果がでてペラペラと話せるようになるものではないので焦らずに続けてください。

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2.英語力が初学者レベルや中学生レベルの方におすすめの勉強本

中学生レベルの英語が理解できていない方は、必ず中学生向けの参考書で勉強してください。

私がおすすめする中学生向けの参考書は、「くもんの中学英文法―中学1~3年 基礎から受験まで」です。

中学1年生の英文法が全くわからない、もう一度初めから英語の勉強をやり直したいと考えている方は、英語の基礎を勉強して高校生向けの参考書を勉強できるようにする為に土台を作ってください。

英語の基礎が理解できていないまま中学2年生、3年生、高校生レベルの勉強をしても、結局すべて理解できなかったという負のスパイラルに陥るだけです。

英語を効率よく理解していくには中学1年生で勉強する内容をしっかり納得できてから中学2年生で勉強する内容に取り掛かるようにするべきです。

くもんの中学英文法は基本的なことしか書かれていないので、まずはこの1冊を完璧にできるようになれば英語初心者レベルから脱出できます。

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3.英語力が高校生レベル以上の方におすすめの勉強本

中学校で勉強する英語の基礎知識が理解できている方は高校生向け以上の英語の参考書で勉強することをおすすめします。

私がおすすめする高校生向け以上の参考書は、「English Grammar in Use(イングリッシュ・グラマー・イン・ユース)」です。

この参考書は、私が昔オーストラリアの語学学校に通っていた時に授業で使っていたイギリス英語の教科書です。

English Grammar in Useは、1ユニット2ページの構成で左ページに解説、右ページに問題が書かれていて全部で145ユニットとページの最後の方に復習用の問題があり本の厚さはかなり厚いので、1日1ユニットずつ進めていくと終わらせるまでに5か月掛かるボリュームです。

普通の参考書では日本語で解説がされていることが一般的ですが、この本は解説も問題もすべて英語で書かれているので文章を読む力がつきます。
※本当にすべて英語だけで書かれていて日本語は何1つでてきませんが、イラストと英語が頭の中に記憶され英語のイメージができるようになります。

日本の参考書を読んでも理解できなかった曖昧なニュアンスも、この本を読めば解決できるので1回読んで見ることをおすすめします。

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English Grammar in Useはすべて英語で書かれていて中級クラスで使う教科書なので初心者の方には扱いが難しいですが、易しい単語で書かれているので辞書を使いながらだと解読できます。但し、1ユニット終えるのにかなりの時間がかかるので中学英語が理解できていない初心者の方にはおすすめできません。

初心者の方でこのシリーズの本で勉強したいという方は、日本語で解説されているマーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)から始めてください。

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4.英語の勉強は時間をかけて行うもの

何度でも言いますが、私たちは日本語に慣れているので英語の仕組みがすぐに理解できるようにはなりません。

巷で騒がれている10分で英語ができるようになるとか言ってる広告がありますが、それはある程度の英語の単語と文法を理解している人でなければ難しいです。

よく考えてみてください。もし、英語を勉強し始めた初心者の人たちがそんな短時間で本当に英語が理解できるようになるなら、街の中では英語ができる人で溢れかえっていますよね。

急がば回れ、石の上にも三年、英語学習初心者の方は中学英語から勉強して地道にひたすら文法と単語を覚えて英語力をつけていくしか方法はないと思います。


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