副詞の働きについて考える
英語を勉強していると副詞という品詞が出てきます。
副詞は、動詞、形容詞、副詞の特徴や状態を詳しく説明する働きがあります。
また、副詞は、動詞+副詞、副詞+形容詞、副詞+副詞の使い方ができますので取り扱いに気を付けてください。
英語の文を構成する副詞という品詞の知識を身につけて英文法が理解できるようになってください。
このページの目次
1.副詞の使い方
前の項では形容詞の使い方を勉強しましたがわかりましたでしょうか。
形容詞を使う時は、形容詞+名詞と名詞+形容詞の語順があり、形容詞は名詞の特徴や状態を詳しく説明できることを学びましたよね。
今回は、副詞について考えていきましょう。
中学校で勉強した副詞の単語を使えば、時、場所、様子、頻度、程度を表すことができるようになります。
- 時:before、after、already
- 場所:near、far、above
- 様子:fast、slowly、right、easily
- 頻度:seldom、hardly、never
- 程度:very、most、much、enough、just
では、副詞はどのように配置すればいいのでしょうか。
時、場所、様子を表したい時は英文の後ろに副詞を配置、頻度を表したい時は動詞の前後に副詞を配置、程度を表す時は副詞の後ろに副詞や形容詞を配置して、副詞は名詞以外を詳しく説明することができます。
副詞の使い方がわかるようになる為に、主に動詞、形容詞、副詞と一緒に配置した場合(動詞+副詞、副詞+形容詞、副詞+副詞)を説明します。
動詞+副詞の使い方
まずは、動詞+副詞の形を説明します。
形容詞の働きについて考えるで説明した名詞+形容詞の形のように形容詞が後ろから名詞の状態を説明するのと同じで、動詞+副詞の形は副詞が後ろから動詞の状態を説明しています。
つまり、動詞の後ろに副詞が置かれると動詞の状態を説明しているのです。
動詞(run)+副詞(fast)で配置するとどのようになるのかというと、どんなふうに走る?のかを伝えるので次のようになります。
- I run fast.
- 私は速く走る。
このように、run+fast(速く走る)というように使います。
副詞+形容詞の使い方
次は、副詞+形容詞の形を説明します。
これも形容詞の働きについて考えるで説明した形容詞+名詞の形のように形容詞が前から名詞の特徴を説明するのと同じで、副詞+形容詞の形は副詞が前から形容詞の特徴を説明しています。
副詞(very)+形容詞(busy)で配置するとどのようになるのかというと、どのくらい忙しい?のかを伝えるので次のようになります。
- I am very busy.
- 私はとても忙しい。
このように、very+busy(とても忙しい)というように使います。
副詞+副詞の使い方
最後は、副詞+副詞の形を説明します。
very、fastという単語はどちらも副詞です。
副詞(very)+副詞(fast)で配置するとどのようになるのかというと、前の副詞が後ろの副詞の特徴を説明しています。
- I run very fast.
- 私はとても速く走る。
このように、very+fast(とても速く)というように使います。
副詞を使う時は、前から説明するのか後ろから説明するのかの違いだけです。
副詞を使いこなせれるようになると英語の表現力が格段に広がります。
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