mustを使った肯定文の勉強

中学校の2年生の英語の授業は、助動詞のmustの肯定文の文法を勉強をします。

mustの肯定文とは、主観的に考えて必要と思ったことを表す時に使う表現です。

mustを使った肯定文を作る時は「主語＋must＋動詞の原形」という順番に単語を配置して英文を作ってください。

mustの肯定文は難しい内容ではないので、単語の配置のルールはすぐに理解できると思います。

このページの目次

１.must（肯定文）の要点と説明

学習する学年：中学2年生
難易度：普通

mustは、本人が自分で主観的に考えた結果、自分の意思で何かをしなければならないということを、心の中で感じている意味合いを持っています。

ですので、mustは自分で考えて必要と思った時や自分の考えを誰かに勧める時に使い、一般的にしなければいけないという義務や必要を表しています。

mustは、意志の強さの割合が90％くらいある時に使う表現なので、「～しなければいけません」という強い意志を持っているという意味で使ってください。

例えば、次のような英文では英語が苦手なのでどうにかして克服したいと思っているときに、自分で考えて英語の勉強をやらなければいけないことを決心したことを表しています。

その他では、自分の考えた主観的なことを相手に強く勧める時にも使います。

例えば、次のような英文ではあなたは運転免許が必要な状況なので取らないといけないことを表しています。

また、mustとbe動詞を組み合わせると、次のように可能性を表す意味として使えます。

must beとして使うと、「～に違いない」という可能性が90％近くある意味合いとなります。

義務や必要を表す言葉として同じような意味合いを持っているhave toがありますが、mustと全く同じ意味合いを持っている訳ではありませんので注意してください。

このように、mustは助動詞ですので、動詞の前に配置して使います。

mustを使った肯定文を作る時は、英単語を、主語＋must＋動詞の原形の順に並べてください。

この単語の語順が、must（肯定文）の基本的なルールとなります。

つまり、mustの肯定文を作る時の英単語の語順は、次の英文の順番となるように配置すればOKです。

それでは、mustを使っていくつかの肯定文を作ってみます。

日本語と英語の意味の説明
助動詞のmustを使った例文
あなたは教会に行かなければなりません。 You must go to church.
彼は急がなければなりません。 He must hurry.
あなたは外出しなければなりません。 You must go out.
私は毎日朝食を食べなければなりません。 I must eat breakfast every day.
あの車は私の父のものに違いない。 That car must be my father's.

上の例文を見ると、主語の後ろにmustと動詞の原形が配置されているとmustの肯定文であることがわかります。

助動詞について、もう少し詳しく知りたい方はこちらを勉強してください。

must（肯定文）の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて自分の学力を確かめてください。

全問正解できなかった方は、間違えた問題が理解できるまで復習してください。

次の日本文と同じような意味となるように、助動詞のmustを使って英文にしましょう。

↓答えは下です。

問題の答え

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか？

mustの肯定文では、主語＋must＋動詞の原形の順番で単語を配置することを覚えておいてください。