中学校で勉強した英語のbe動詞の意味と使い方の基礎知識

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be動詞の意味と使い方

英語を勉強しているとbe動詞という動詞が出てきます。

be動詞は静的なイメージで動きを伴わない時に使う動詞の意味があります。

また、動詞にはbe動詞の他に一般動詞もあるので使い方に気を付けてください。

英語の文を構成するbe動詞という動詞の知識を身につけて英文法が理解できるようになってください。

このページの目次

1.動詞の分類・意味・使い方

英語の勉強をしていると、be動詞という言葉をよく見かけますが、be動詞はどのような意味を持っている動詞かわかりますか?

be動詞の意味はわからずになんとなく使っているよりも、しっかりと意味を理解して使った方が英語力はより向上できます。

まずは、be動詞とは何なのかわからない方の為に動詞の分類から覚えていきましょう。

動詞は大きく分類すると、次の図に示すように、be動詞と一般動詞の2種類に分けることができます。

be動詞と一般動詞の違い
be動詞
be動詞は、am、is、are、was、wereの5つあります。
一般動詞は動きを伴った動的の意味を持っていますが、be動詞は動きがない意味を持っています。静的な状態と言った方がわかりやすいかも知れません。
be動詞は、「この車は赤いです。」「私は中学生です。」のように、主語に動作的な動きがない時に使います。
一般動詞
一般動詞は、be動詞以外の動詞のことで、「食べる」「飲む」「聴く」などの動きがある動的な意味を持っています。

このように、be動詞と一般動詞の意味・使い方・イメージは全く異なるので、それぞれの動詞の意味をしっかりと理解するように心がけてください。

be動詞の使い方は、現在のことを表したい時はbeを現在形(am、is、are)に、過去のことを表したい時はbeを過去形(was、were)にして使います。

では、be動詞のbeとは何かというと、be動詞の現在形や過去形の原形がbeという単語になります。

動詞の使い方があやふやになっている方は、動詞には、一般動詞とbe動詞の2種類があり使う場面が異なるということを必ず覚えてください。

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2.be動詞現在形の使い方を例文で理解する

それでは、be動詞現在形の基本的な知識をより深める為に、下記の2つの例文を使って勉強していきましょう。

例文:

be動詞現在形を使った例文

上記の「私は学生です。」「私は東京にいます。」はbe動詞を使った英文です。

このbe動詞を使った2つの例文は、どちらも動きがない状態を表わしていると思いませんか?

例えば、次の一般動詞を使った英文と比べてみましょう。

  • 私は野球をします。
    I play baseball.
  • 私は学校まで歩いて行きます。
    I walk to school.

一般動詞を使った英文を見ると、バットを振ってボールを打っている、足でどんどん歩いているというように、動的で動作を伴なっているイメージを思い浮かべませんか?

一般動詞を使った英文と比べてみると、上記のbe動詞の2つの例文の意味は、学生であること、東京にいることを表しているので特に動きはありませんよね。

このように、動きが伴う状態の時は一般動詞(play、walkなど)、動きが伴わない状態の時はbe動詞(am、is、are)を使って英文を作っていきます。

3.be動詞現在形と過去形の使い方を例文で理解する

be動詞は、現在形の他に過去形もあります。

be動詞の原形は、現在のことを表す時は現在形に、過去のことを表す時は過去形に変化させて使います。

下に、be動詞の原形のbeが現在形と過去形に変化した時の表と、主語(I、he、she、it、we、you、they)により現在形と過去形を使い分けるbe動詞の表を載せておきますので勉強の参考にしてください。

be動詞原形の現在形と過去形の変化の表
原形現在形過去形
beamwas
is
arewere
be動詞を主語により現在形と過去形で使い分ける表
主語(人称代名詞の場合)現在形過去形
Iamwas
he, she, itis
we, you, heyarewere

それでは、下記の2つの例文に使われているbe動詞の現在形と過去形を上の表で確認してみましょう。

例文:

be動詞現在形とbe動詞過去形の例文

上記の2つの例文に使われているbe動詞の現在形と過去形を確かめると次のようになります。

  • It is my hat.のbe動詞現在形の文のItは、上の表で確認するとisと一緒に使うことになっています。(主語が、Iで現在を表す時のbe動詞はam、He・She・Itで現在を表す時のbe動詞はis、We・You・Theyで現在を表す時のbe動詞はareです)
  • They were there.のbe動詞過去形の文のTheyは、上の表で確認するとwereと一緒に使うことになっています。(主語が、I・He・She・Itで過去を表す時はbe動詞はwas、We・You・Theyで過去を表す時はbe動詞はwereです)

このように、be動詞を確認すれば、現在のことを表している英文なのか、過去のことを表している英文なのかが理解できたと思います。

また、主語はどれになっているのかによって、使うことができるbe動詞の現在形と過去形が違うことをわかってもらえたでしょうか。

be動詞の現在形と過去形について知りたい方はこちらを勉強してください。


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