中学校で勉強した英語の一般動詞の意味と使い方の基礎知識

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一般動詞の意味と使い方

英語を勉強していると一般動詞という動詞が出てきます。

一般動詞は動的なイメージで動きを伴う時に使う動詞の意味があります。

また、動詞には一般動詞の他にbe動詞もあるので使い方に気を付けてください。

英語の文を構成する一般動詞という動詞の知識を身につけて英文法が理解できるようになってください。

このページの目次

1.一般動詞の意味・使い方

be動詞と一般動詞の現在形と過去形の違い

動詞には、be動詞と一般動詞の2種類があることをご存じでしょうか。

be動詞とは、am、is、are、was、wereのこと、一般動詞とは、be動詞以外の動詞のことをいいます。

一般動詞はどういう時に使うのかというと、be動詞は静的な状態を表すのに対して一般動詞は動的な動作を表しますので、主語に動きが伴う時に使用します。

また、一般動詞を使いこなせるようになるには、人称のことも理解していないといけません。

中学1年生の時に人称のことを勉強したと思いますが覚えていますか?

人称とは、主語(名詞や代名詞)をある条件に当てはめて、わかりやすく関連性がある形にまとめて分別する方法で使われることでしたよね。

つまり、人称は、次のように、1人称、2人称、3人称に分けられ、さらにそれぞれの人称で単数と複数に細かく分別されています。

  • 1人称単数:I
  • 1人称複数:we
  • 2人称単数:you(あなた)
  • 2人称複数:you(あなたたち)
  • 3人称単数:he, she, it, 代名詞(thisなど), 名詞の単数形(dogなど)
  • 3人称複数:they, 代名詞(theseなど), 名詞の複数形(dogsなど)

人称が理解できない方の為にもう少し詳しく説明します。2人で話をしている時のことを考えてみると納得できると思います。1人称は話し手(私、私たち)、2人称は受け手(あなた、あなたたち)、3人称は話し手でも受け手でもない人(彼、彼女、彼ら)のことを表しているのです。

なお、2人称のyouは、あなた、あなたたちという単数と複数の両方の意味を持っていることを覚えてください。

そして、人称を1人称、2人称、3人称と区別してもらい、現在のことを表すのか、過去のことを表すのかによって、一般動詞の現在形と過去形を使い分けてください。

一般動詞の現在形の使い方
主語が3人称単数の時は一般動詞の語尾にsかesを付けて使い、3人称単数以外の時(1人称と2人称の時)は一般動詞は原形と同じ形で使います。
一般動詞の過去形の使い方
主語が1人称、2人称、3人称になっていても全く関係なく、一般動詞の語尾にedを付けるか、単語の形を変化させて使います。

be動詞の時は、現在形(am, is, are)、過去形(was, were)しかなく単純でしたが、一般動詞の場合は、現在形はsやesを付ける、過去形はedを付けるという細かいルールがあります。使い方は少し複雑になりますのでしっかり覚えてください。

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2.一般動詞現在形の使い方を例文で理解する

それでは、一般動詞現在形の基本的な知識をより深める為に、下記の2つの例文を使って勉強していきましょう。

例文:

一般動詞の自動詞と他動詞の例文

上記の「私は昼食を食べます。」「彼は東京に行きます。」は一般動詞を使った英文です。

この2つの一般動詞を使った例文は、手と口を動かして食べ物を食べる、乗り物や歩いたりして目的地へ行く状況を伴い、主語(私、彼)が動いているイメージを感じませんか?

このように、主語が動きを伴っている場合は一般動詞を使って英文を作っていきます。

また、一般動詞は、他動詞と自動詞という2種類の動詞に分けられることをご存じでしょうか。

他動詞
I eat lunchのeatは動詞(eat)の後ろに名詞(lunch)が配置してありますので他動詞です。
その配置してある名詞のことを目的語といいます。
自動詞
He goes to Tokyoのgoは動詞(go)の後ろに名詞(Tokyo)は配置してないので自動詞です。
この場合は、前置詞(to)が配置してあるので名詞は目的語ではありません。
主語(He)と動詞(go)の組み合わせで文が完結できます。

このように、両方とも一般動詞を使った英文ですが、動詞の後ろに目的語が配置してあるのか前置詞が配置してあるのかによって英文の構造が異なってきます。一般動詞は他動詞なのか自動詞なのかを考えながら英文を組み立ててください。

3.一般動詞現在形と過去形の使い方を例文で理解する

一般動詞は、現在形の他に過去形もあります。

一般動詞の原形は、現在のことを表す時は現在形に、過去のことを表す時は過去形に変化させて使います。

下に、主語の人称の違いによる一般動詞の変化の表を載せておきますので勉強の参考にしてください。

主語の人称の違いによる一般動詞の変化の表
主語原形現在形過去形
3人称単数以外playplayplayed
3人称単数plays
3人称単数以外gogowent
3人称単数goes
3人称単数以外swimswimswam
3人称単数swims

それでは、下記の2つの例文に使われている一般動詞の現在形と過去形を上の表で確認してみましょう。

例文:

一般動詞現在形と過去形の例文

上記の2つの例文に使われている一般動詞の現在形と過去形を確かめると次のようになります。

  • Iにはplayを使います。(主語に置かれているIは3人称単数以外であり現在のことを表している為、一般動詞の語尾にsは必要ありません。)
  • Theyにはswamを使います。(過去のことを表している時は、主語に関係なく一般動詞の過去形を使います。)

このように、一般動詞を確認すれば、現在のことを表している英文なのか、過去のことを表している英文なのかが理解できたと思います。

また、主語はどれになっているのかによって、使うことができる一般動詞の現在形が違うことをわかってもらえたでしょうか。

一般動詞の現在形と過去形について知りたい方はこちらを勉強してください。


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