名詞の複数形の勉強
中学校の1年生の英語は、名詞(単数形と複数形)という品詞の授業を行います。
名詞の複数形とは、人や物が2つ以上の時は名詞の語尾にsをつけて表わす方法です。
名詞の複数形の内容は難しくないので、一読すれば名詞の複数形の作り方がわかると思います。
このページの目次
1.名詞の複数形の要点と説明
学習する学年:中学1年生
難易度:普通
名詞は、人、もの、場所などを表す品詞で、現在や過去のような時間の流れによって単語の形は変化しません。
しかしながら、ものの数が1つなのか2つ以上あるのかの違いによって形が変わってしまいます。
名詞をものの数によって分類すると、単数形と複数形の2種類があります。
- ものの数が1つの時
- 名詞は単数形(そのままの形)を使います。
例.cat、bike - ものの数が2つ以上の時
- 名詞は複数形を使います。(語尾にsを付けます。)
例.cats、bikes
それでは、犬について名詞の単数形と複数形を考えてみましょう。
例えば、犬が一匹いるならa dogで大丈夫ですが、犬が二匹いるならtwo dogではなくtwo dogsとしなければいけません。
※dogが単数形でdogsが複数形です。(sが付かないと単数形、sが付くと複数形)
では、物の場合はどうでしょうか。
鉛筆が1本の時はa pencilですが、鉛筆が7本の時はseven pencilsとなります。
※pencilが単数形でpencilsが複数形です。(sが付かないと単数形、sが付くと複数形)
このように人や動物、物などの数が1つのときは名詞の語尾にsを付け加えなくてよく、数が2つ以上のときは名詞の語尾にsが必要になります。このsを付けた名詞の英単語を複数形といいます。
名詞の複数形は4パターンある
名詞を複数形にするには、語尾にsをつける方法の他にもいくつかあります。
名詞を複数形にする方法には、単語の形が変わらないパターンでは次の3つがあります。
- 名詞+s
- 名詞+es
- 名詞の最後のyをi に変えて+es
その他に、単語の形そのものが変わってしまう下のようなchildという名詞もあります。
つまり、名詞の複数形は4パターンありますので取り扱う時は注意してください。
2.名詞を複数形に変えるいろいろな方法
名詞を複数形にするには、sを付ける単語、esを付ける単語、yをiに変えてesを付ける単語、単語自体が変化してしまうものの4パターンあることを理解してください。
sをつけるもの | |
---|---|
1冊の本 2冊の本 | a book two books |
1つの消しゴム 3つの消しゴム | an eraser three erasers |
esをつけるもの | |
1つの箱 5つの箱 | a box five boxes |
1つのグラス 6つのグラス | a glass six glasses |
名詞の最後のyをi に変えてesをつけるもの | |
1つの町 2つの町 | a city two cities |
1つの物語 3つの物語 | a story three stories |
形そのものが変わってしまうもの | |
男 男たち | man men |
子ども 子どもたち | child children |
3.名詞の複数形の理解度を試す問題
名詞の複数形の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて確認してみましょう。1問でも間違えた方は、理解していない箇所を勉強し直してください。
問題
次の名詞を、eやesを付け加えて複数形にしましょう。
複数形は、その物が2つ以上ある時に使う方法です。
- car(車)
- dish(皿)
- cellular phone(携帯電話)
- shirt(シャツ)
- shelf(たな)
↓答えは下です。
問題の答え
- cars
- dishes
- cellular phones
- shirts
- shelves
どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?
名詞の複数形を理解するポイントは、名詞の語尾にsかesを付け加える方法を覚えることです。名詞の形自体が変化してしまうものを除けば、sだけ付け加えるもの、esを付け加えるもの、yをiに変えてesを付け加えるものの3パターンがあることを忘れないでください。
スポンサーリンク