副詞のルール(中学1年生の英語)

なんとかしたいやり直しの英語学習
なんとかしたいやり直しの英語学習
中学英語の基礎から始めよう~英語が苦手な初心者向け~

副詞という品詞の意味の勉強

中学校の1年生の英語は、副詞という品詞の授業を行います。

副詞を使いこなせば、時、場所、様子、頻度、程度を表す英文が作れます。

副詞の内容は難しくないので、一読すれば副詞の文の作り方がわかると思います。

このページの目次

1.副詞の要点と説明

学習する学年:中学1年生
難易度:普通

副詞の要点

英文は主語と動詞の単語の意味を覚えれば、自分で英文を作ったり訳したりできますが、主語と動詞だけの英文では伝えたい表現が限られてしまいます。

では、表現力をもっと広げるにはどうしたらいいのかというと、副詞を使って動詞の意味にさらに詳しい情報を付け加えればいいのです。

副詞とは、時、場所、様子、頻度などの詳しい情報を付けくわえるときに使う品詞です。

副詞を配置する方法は、主に2パターンあります。

まず、1つ目の方法は、英文に、時、場所、様子を付け加えたい場合は、次のように英文の後ろに配置します。

時、場所、様子を付け加える時は、副詞は文の後ろに配置

次に、2つ目の方法は、英文に頻度を付け加えたい場合は、次のように動詞の前後に配置します。一般動詞の時は一般動詞の前へ、be動詞の時はbe動詞の後ろに配置するようにします。

一般動詞とbe動詞がある時の副詞の使い方

例えば、次のような一般動詞を使った英文があるとします。

  • 英語:I go to the library.
  • 意味:私は図書館に行きます。

この英文に頻度を付け加えて、「私はいつも図書館に行きます。」となるように副詞を配置してみましょう。

考え方は、goは一般動詞ですので、副詞はgoの前に配置します。

ですので、I always go to the library.となります。

次は、be動詞の場合も見てみましょう。

  • 英語:She is kind.
  • 意味:彼女は親切です。

この文は「彼女はいつも親切です。」という文にします。isはbe動詞ですので、副詞はisの後ろに配置します。

したがって、She is always kind.となります。

よく、一般動詞とbe動詞がある場合に、副詞はどの位置に配置するのかわからなくなってしまいます。副詞を付け加える場所は、決まっていますので間違えないようにしましょう。

スポンサーリンク

2.時、場所、様子を表すいろいろな副詞

副詞の意味と使い方は少しは理解できたでしょうか?

時、場所、様子を表したい時は、次のように英文の後ろに副詞を配置して使います。

日本語と英語の意味の説明
時を表す副詞
今日
today
私は今日野球をします。
I play baseball today.
昨日
yesterday
私は昨日野球をしました。
I played baseball yesterday.
明日
tomorrow
私は明日野球をします。
I will play baseball tomorrow.

now
私は野球をしています。
I am playing baseball now.
場所を表す副詞
ここで
here
ここへ来てください。
Please come here.
そこで
there
私はそこにいるだろう。
I will be there.
様子を表す副詞
速く
fast
彼は速く泳ぎます。
He swims fast.
熱心に
hard
彼は熱心に勉強します。
He studies hard.
じょうずに
well
彼は上手に日本語を話します。
He speaks Japanese well.

このように、副詞を使うとどのような時、場所、様子なのかを詳しく説明することができますので表現力が広がります。

3.頻度、程度を表すいろいろな副詞

頻度を表したい時は、動詞の前後に副詞を配置して使います。
※一般動詞の前に副詞、be動詞の後ろに副詞を配置します。

程度を表す時は副詞の後ろは副詞や形容詞を配置することができます。

日本語と英語の意味の説明
頻度を表す副詞
いつも
always
私たちはいつも歯を磨きます。
We always brush our teeth.
しばしば
often
私たちはしばしばテレビをみます。
We often watch TV.
たいてい
usually
私たちはたいてい早く寝ます。
We usually go to bed early.
ときどき
sometimes
私たちはときどき忙しいです。
We are sometimes busy.
程度を高める副詞
とても
very
とても(大変)ありがとうございました。
Thank you very much.

副詞は英文の最後だけではなくいろいろなところで出てきますので使い方を間違えないようにしてください。

副詞についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらを勉強してください。

スポンサーリンク

4.副詞の理解度を試す問題

副詞の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて確認してみましょう。1問でも間違えた方は、理解していない箇所を勉強し直してください。

問題

次の英文のカッコの中に適切な副詞を入れて、日本文と同じ意味になるようにしましょう。

  1. 彼女は速く走ります。
    She runs ().
  2. 私は今は暇です。
    I am free ().
  3. 私たちはそこで英語の勉強をしています。
    We study English ().
  4. 彼はいつも野菜を食べます。
    He () eats vegetables.
  5. 私はときどき野球をします。
    I () play baseball.
  6. 私はとても怒っています。
    I am () angry.

↓答えは下です。

問題の答え

  1. fast
  2. now
  3. there
  4. always
  5. sometimes
  6. very
    ※veryの代わりにsoでも代用可能です。veryは「とても」という形式的な使い方をするのに対して、soは口語的に使い「とっても」という感情を含む意味です。

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか?

副詞を理解するポイントは、時、場所、様子を表す時は英文の語尾に副詞を配置して使うことと、頻度を表す時は動詞の前後に副詞を配置して使うことです。副詞を使えば文の内容を詳しく説明することができるようになるので話の内容が広がります。


スポンサーリンク
スポンサーリンク