名詞という品詞の意味の勉強

中学校の1年生の英語は、名詞という品詞の授業を行います。

名詞とは、人、もの、場所のことで、主語として名詞を使って英文を作っています。

名詞は難しい内容ではありません。一読すれば名詞のルールがわかると思います。

このページの目次

１.名詞の要点と説明

学習する学年：中学1年生
難易度：簡単

名詞とは、形容詞、副詞、前置詞などの品詞の1つです。

名詞は、人やもの又は場所などを表す時に使われ、主に主語として用いることができます。

このように、名詞は、人、もの、場所を表している品詞です。名詞をもっとわかりやすくいうと、目で見ることができるもの、形あるものは名詞であると覚えておけばいいでしょう。

しかしながら、動詞のように現在・過去のように時間的な関係で単語の形は変化しませんが、人の数が1人なのか2人以上なのか、ものの数が1つなのか2つ以上なのかの数の違いで名詞の語尾にsがついたりつかなかったり変化しますので気をつけてください。

なお、名詞を分類すると数えられる名詞と数えられない名詞に分けられますので、数えられない名詞である液体などを扱う時は気を付けてください。

それでは、数えられる名詞と数えられない名詞について見ていきましょう。

英語で扱う時の数えられる名詞と数えられない名詞のイメージは次の表の通りです。

数えられる名詞と数えられない名詞の違い
意味
数えられる名詞とははっきりした形がイメージできるもの pen, appleなど
数えられない名詞とははっきりした形がイメージできないもの water, coffeeなど

日本人の感覚だと水やコーヒーは数えられるんじゃないの？と思われますが液体は英語では数えられません。

しかし、waterをa glass of waterにすると水1杯、coffeeをtwo cups of coffeeにするとコーヒー2杯となり、私たちが考えているように数えられるようになります。

その他に数えられない名詞で間違えやすいものとしては、固有名詞（世の中に1つしかないと考えられているもの）である人の名前や地名は数えられませんので気を付けてください。

このように、私たち日本人の感覚からすると、普段から数えているんじゃないのと思われるものでも、英語では数えられない名詞に分類されているものがあります。

英語で文を組み立てるには、英語のルールに従わないと英語としての言葉の意味を有しません。日本語で考えていいところといけないところをわきまえて英語の勉強を進めてください。

人、もの、場所はいろいろ思い浮かびますよね。

家にあるもの、外にあるもの、身近にあるものの名前を言葉に出して名詞の練習をしましょう。

上の表を見ると大文字で始まっている名詞がありますよね。それは、世界に1つしかない、人、もの、場所の名前の名詞は、Mike、Tokyo Tower、Japan、Australia、Tokyoのように大文字で始まります。

名詞についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらを勉強してください。

名詞の基礎知識が身についているのか次の問題を解いて確認してみましょう。1問でも間違えた方は、理解していない箇所を勉強し直してください。

次の英単語は名詞でしょうか？答えてください。

名詞の場合は数えられる名詞か、数えられない名詞かも答えましょう。

↓答えは下です。

問題の答え

どうでしたか。問題は全部正解できたでしょうか？

名詞を理解するポイントは、数えられる名詞か数えられない名詞かをはっきりさせてください。人、もの、場所はイメージすればわかりますよね。